アリス I ／ アリス・ファーストアルバム 谷村新司　堀内孝雄　矢沢透

アリスのファースト・アルバム「アリス I」OTOGRAからリリースされたCD。

1972年9月5日にアリスがリリースした、1作目のオリジナル・アルバム。　
本商品は、1992年に発売された音蔵シリーズ。

録音時間／38分02秒
レーベル／東芝音楽工業/EXPRESS

1.アリスの飛行船
2.冬が終って
3.ティンカベル
4.羊飼いの詩
5.何も言わずに
6.木枯らしの街
7.ブラウンおじさん
8.ティー・タイム(メンバーのトーク)
9.好きじゃないってさ
10.移り行く時の流れに
11.明日への讃歌(同年発売シングル盤と別アレンジ)

全11曲通して作詞は谷村氏、作曲を谷村氏が6曲、堀内氏が4曲。谷村新司氏のリーダーシップが大きかったことがわかる。

今は亡き谷村新司氏、そして堀内孝雄氏、矢沢透氏からなるアリスは、「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「秋止符」「狂った果実」と続け様にヒットさせてテレビにも多く出演。全国的に知名度を上げ、1978年には日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を成功させ、その後も後楽園球場や甲子園球場などをコンサート会場として開拓して行く集客力のある人気グループだった。
しかし、それ以前は全国ツアーでの地道な努力を続ける「知る人ぞ知る」といった売れない時期の長いグループでもあった。「今はもうだれも」や「帰らざる日々」が話題となり、その勢いのまま「冬の稲妻」でブレイクの際、音楽的実力がついに認められた…のように認識されたようだが、どっちかというと深夜放送(「セイ!ヤング」／文化放送）で「天才・秀才・バカ」コーナーなどばんばひろふみと下ネタオンパレードの放送をゲラゲラやっていたのが、人気爆発のきっかけだったと言うのが正しいと思う。「8.ティータイム」はラジオ時代の名残を見せる収録だ。

ジャケット、歌詞カードとも非常に美品。音盤にも傷はなく、音質にも全く問題はない。


2023年、偉大なアーティストをまた1人失くしました。シリアスな歌と、深夜ラジオでのエッチな話とのギャップがとても大好きでした。
…これからもアリスやソロでの活動を楽しみにしていた人は多かったはず。素晴らしい音楽家、谷村さんの訃報は残念でしかたがない。合掌。

#谷村新司 #アリス #堀内孝雄 #矢沢透 #ばんばひろふみ　#チンペイ

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